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更新于 2026年10月13日 版权声明
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「お葬式」格安時代 「孤独死」がスタンダードになる!?

70歳を超えてから「いつ死ぬか分からないから、それ相応に準備しなければ」と思うようになった。お葬式も、その一つである。

死んじゃったらお葬式なんってどうでもよい、と思うが、家族は「やらない」と世間体が悪いと思うのだろう。そうなると、結構、カネがかかる。

火葬、斎場、読経、戒名……。昨年1月、日本消費者協会が行ったアンケートの結果では、葬儀費用の全国平均は195万7,000円。そんなカネ、どこを探しても見つからない!という人も多いだろう。

昨年末「お葬式は安くていい」という新聞広告を見つけた。一見広告みたいだが、簡単のに言えば、格安葬儀のご案内である。

火葬のみで、ともかく費用を抑えたい!という方に「小さなお別れ葬14万5,000円」をお勧めします。通夜をせず、告別式だけの「小さな1日葬34万3,000円」はいかがでしょうか?といった調子で、安上がりの「お葬式」を紹介している。

90歳を超え、友人·兄弟はすでに亡くなり、ここ10年間は老人ホームに入居。近所付き合いもほとんどない。お葬式に呼ぶ人もほとんどいない。こんなケースでは、確かに「お葬式は安くていい」。

ごく近しい人たちだけで、故人との最後の時間をゆっくりと過ごしたいなら、むしろ、お葬式は邪魔だろう。参列者への対応や雑事に振り回されずに「小さな火葬式」で済ます。これを「直葬」と言うそうだが、それなら、経済的負担も少なくて済む。

この広告を出した「安い葬式」の業者は、寺の手配もしてくれる。「寺院手配料金は全国一律5万5,000円」。確かに安上がりである。

実は「お葬式」は社会問題になっている。葬式代が払えないからという理由で親族の遺体を放置して、死体遺棄罪に問われるケースが増加しているのだ。戸籍法は同居親族などに対し「死後7日以内の死亡届提出」を義務付けている。

放置する人たちの多くが生活困窮者である。同居する老いた父や母が自宅で突然亡くなり動転する。葬式代を負担することを恐れ、ひそかに遺体を抱え込んでしまうのだ。こんな「犯罪」が全国で起こっている。

この「安い葬式代」の新聞広告は、もしかすれば「死体遺棄罪」を未然に防ぐことになるかもしれない。

あまり知られていないが、生活保護受給世帯なら葬式の費用の負担なく、故人を送り出すこともできる。「葬祭扶助」は生活保護に基づく制度で「直葬」に必要な費用として最大約20万円を自治体が補助する。2015年のデータでは、年間4万件、この制度が利用されている。

生活困窮者は社会的に孤立しているので、情報不足だ。「お金がないから、葬儀ができない」と思い込んでいる人も多いのだろう。心配するな!誰でも、お葬式はできるのだ。(https://www.daowen.com)

しかし、もっと深刻な社会問題は「孤独死」である。内閣府の高齢社会白書(15年版)によると、一人暮らしの65歳以上の高齢者数は、1980年は88万人だったのに対し、10年には479万人に増加した。35年には762万人に達する見込みだ。

「誰にもみとられることなく自宅で死亡する孤独死」は急増する運命である。大まかな数字だが、年間約3万人が「孤独死」している。核家族化や少子化、生涯未婚率の上昇など原因はいくつもある。

そこで、問題が次々に起こる。まずは「衛生」である。死後数週間以上経った孤独死の現場は、傷んだ遺体に充満する腐臭、害虫の発生などで凄惨を極める。原状回復に床や畳の張り替え、風呂やトイレのリフォームなどが必要となり、賃貸住宅であれば、多額の費用が貸主の負担となる。

次は「カネ」である。「墓地、埋葬等に関する法律」というものがある。そこには「死体の埋葬または火葬を行うものがないとき、または判明しないときは、死亡地の市町村長が、これを行わなければならない」と定めている。

市町村によって違うとは思うが、一般的には生活保護法の規定などに準じ、選定した葬祭業者が(1)遺体の搬送(医療機関、警察署から遺体を引き取り安置する場所まで搬送。安置した場所から火葬場へ搬送)(2)死亡診断書、死体検案書の受領(3)死亡届の提出(4)火葬の予約(5)遺骨の搬送--などを行う。カネがかかる。

次は、どこに「埋葬」するかである。火葬後、引き取る人がいない「無縁遺骨」をどうするか。骨つぼに納めた上で、市町村営霊園の合葬施設で保管する。引き取り手が現れたケースは少ないから、ドンドン増えていく。ともかく「孤独死」は重大な問題である。

気になることがある。孤独死が40~50代の現役世代に広がっていることだ。

その原因は、一つ目は結婚していない人、家族を持たない一人暮らしが急速に増えていること。二つ目は「非正規雇用や派遣社員の増加」。かつては、社員が無断で欠勤した場合、会社の人間が家まで様子を見に行った。会社が家庭的だった。それが、どうだろう。フリーターや非正規社員が増えたことで「会社がそこまですることはない」という雰囲気になった。

「お一人さま」の価値観も原因の一つだ。「一人カラオケ」「一人焼き肉」といった言葉が定着している。「別に無理して誰かと一緒にいなくていい」という価値観が若者に浸透している。「組織の中で生きていくのが苦手な人間」が増えているのも「若い孤独死」の原因だろう。

もっと気になるのは「死生観」の変化である。日本では「死をみとるのは家族」という意識が強かった。それが「孤独死」の急増で、死生観が変わった。一人暮らしの人が増え、結婚しない人が増えれば、家族がみとることはできなくなる。家族に代わって「社会」がみとるのだ!

「一人で死ぬこと」が当たり前の世の中がやって来た。孤独死は「スタンダード」になりかねない。寂しいことでも、悲しいことでもない。一人で夕食を食べ、一人で床に入り、気がついてみたら死んでいた。孤独死が「理想の死に方」と感じる人も多くなるだろう。

正月だというのに、縁起の悪い話を書いてしまった。申し訳ない!でも、良い意味でも、悪い意味でも、2018年には、人々の価値観がガラリと変わる。そんな予感がする。

読者の皆さん「変化」に驚かされず、自然体で時評を続ける所存。今年も、ご愛読、お願い申し上げます!

✍AI写作