《日语的及物动词句和不及物动词句研究:以事件结构理论为中心》简介
《日语的及物动词句和不及物动词句研究:以事件结构理论为中心》这本书是由刘剑创作的,《日语的及物动词句和不及物动词句研究:以事件结构理论为中心》共有44章节
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扉页
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Copyright
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目录
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插页
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自序
1.本书的目的和意义 本书的研究对象是现代日语中的及物动词句和不及物动词句。及物/不及物动词这对概念,来自英语的transitive/intransitive ...
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第一章 序章
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1.はじめに
日本語には、同一の語根のもとに、さまざまな語尾変化が付いて、動詞が形成されるシステムが存在する。このような同一の語根のもとに形成された自動詞と他動詞の関係を取り...
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2.本書の目的と意義
本書は現代日本語の自動詞文と他動詞文に関する研究である。動詞の自他対応と自他交替については、従来から多くの研究者により研究がなされている。しかし、従来の自他に関...
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3.本書の構成
第二章では、動詞の自他対応と自他交替に関する先行研究を概観し、再分析を行う。 第三章では、[cause(引き起こし)]の関係であるか否かを中心に自他のペアを整理...
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第二章 先行研究
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1.はじめに
本章では従来多くの分析がなされてきた自他交替を中心に、先行研究においてそれがどのように捉えられてきたのか、また、どのような点が注目されてきたのかを概観する。...
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2.形態中心の日本語の自他に関する研究
2.1 本居春庭(1828) 本居春庭は『詞通路』(1828)において、動詞の形態に基づいて「自他の詞」を六つの種類に分かれるとし、それを六段の表で示した。第一...
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3.意味中心の自他交替に関する研究
英語には交替現象がしばしば起こる。たとえば、英語の心理動詞は以下のような振る舞いをする。 (4) a.John likes long novels. b.Pe...
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第三章 Causal Relationship
動詞の意味はsemantic frameによって決まるということは先行研究で統一的に認められている。Fillmore(1977)は、「意味はフレームに対応する(...
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1.Causal Chain
1.1 Croft(1990,1991) 本章はcausal relationの判断基準を明確に立てることを目指している。causal relationについて...
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2.その他の先行研究
2.1 Langacker(1990, 1999) Langackerの一連の研究は行為連鎖モデル(billiard-ball model)を提案している。行為...
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3.Causal Relationに関するさらなる記述
3.1 下位事象間の相関関係 causal chainという事象分析のアプローチでは、他動詞が表す動作事象は、自動詞が表す変化事象とともに、「引き起こす」という...
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4.実例の動向
本節では、以上の(28)(29)の基準を用いて、動詞の実例の動向を観察する。 4.1 観察の手順 4.1.1 動詞リスト 「日本語基本動詞用法辞書」から他動詞を...
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第四章 他動詞の面からみた[-cause]の関係Ⅰ
第三章の4節の観察の結果分析からわかるように、自他のペアは[+cause]の関係をなす場合もあれば、[-cause]の関係を成す場合もある。[+cause]の関...
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1.現象
第三章の4節で動詞の実例を観察した際に、「ラオスの床屋で「おまかせ」で髪を切ったらこんな感じになった。…髪を切ってから街に出て愕然としたのは、こんな髪型の地元民...
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2.Causal Chainの観点からの分析
2.1 単純事象レベル causal chainの観点からみれば、佐藤(1994b)が(1)で述べた「事態2」において、主体の下位事象(美容師が切る)は客体の下...
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3.まとめ
コーパスを調べると、「彼女は、土曜日には絶対に自分の姿を見ないという約束でレーモンダン伯爵と結婚し、彼のためにリュジニャンの城を建てたが、秘密を知られて遁走した...
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第五章 他動詞の面からみた[-cause]の関係Ⅱ
第四章では、いわゆる「介在性の表現」を中心に、他動詞でありながら、各下位事象の間に[-cause]関係が観察される現象を考察・分析した。本章では、いわゆる「状態...
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1.現象
第三章の4節で動詞の実例の動向を観察した際に、「前田さんは、幼いころ、父を病気でなくしていた」「3日前に財布を落としてしまいました」のような用例が出てきた。 こ...
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2.Causal Chainの観点からの分析
2.1 単純事象レベル 1.2節で確認したように、「状態変化主体の他動詞文」におけるデ格名詞が表す実体は、事象の引き起こし手である。causal chainの観...
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3.まとめ
コーパス調査では、「前田さんは、幼いころ、父を病気でなくしていた。」「3日前に財布を落としてしまいました。」のような例が多数出てくる。このような用例の特徴は、主...
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第六章 他動詞の意味的構造の全体像
第四章と第五章では、先行研究が指摘した「通常の他動性の枠からはみ出してしまう」現象である「介在性の表現」と「状態変化主体の他動詞文」をcausal chainの...
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1.「介在性の表現」と「状態変化主体の他動詞文」との共通点
「介在性の表現」は迂言形式を使わず、裸の他動詞がそのままの形で、使役的状況を表す。統語的に出てこないが、事象構造では、他動詞が表す動作の実際的な主体(「髪を切る...
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2.複雑事象の成立条件
2.1 「介在性の表現」と「状態変化主体の他動詞文」 他動詞はどの場合で複雑事象を表し、どの場合で単純事象を表すのかという複雑事象の解釈がとれる条件をはっきりと...
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3.他動詞の意味的構造の全体像
表1で示したように、「介在性の表現」と「状態変化主体の他動詞文」はともに客体の「変化性〔1〕」という素性を伴う。それ以外の〈意志性〉や〈働きかけ性〉などの素性を...