大平正芳総理の北京講演
北京留学中に意外なことがあった。1979年12月7日中国人民政治協商会議礼堂で中国訪問中の大平正芳総理の講演会があり日本人留学生も招待された。「新世紀をめざす日中関係、深さと広がりを求めて」が演題で、日本政府はこれから広範な領域で中国と友好協力を推進する。中国の交通・発電などインフラ事業や基幹産業に円借款など資金を供与し、経済建設に全面協力をしてゆく。また人材育成、留学生の受け入れにも格段の支援を行う、と述べた。更に、21世紀を迎えても日中は幾多の荒波に遭遇するだろうが、日中の2000年の友好往来の歴史に立てば互いに手を取り合って乗り越えることができると結んだ。大平総理の肉声を聞いた私は大いに勇気づけられ、いつしか中国との交流が私のライフワークとするよう背中を押されたような気持になった。(https://www.daowen.com)