目录

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1 序章

1.1 本書の目的と基本的な立場

1.2 本書が依拠する認知言語学の考え方

1.3 コーパス

1.4 本書の構成

2 本動詞の“给”構文

2.1 はじめに

2.2 プロトタイプとしての本動詞“给”

2.3 本動詞“给”のメタファーによる拡張

2.3.1 DOが抽象物である場合

2.3.2 主語が人間ではない場合

2.3.3 IOが人間ではない場合

2.3.4 まとめ

2.4 文末に動詞を続ける場合

2.5 IOが現れない場合

2.6 おわりに

3 “给”の品詞性

3.1 従来の先行研究の考え方

3.2 本書の考え方

4 “V给”形式の二重目的語構文

4.1 はじめに

4.2 二重他動詞による授与構文

4.3 「授与」の意味を持たない動詞の“V给”構文

4.4 “V给”構文の拡張のプロセス

4.5 おわりに

5 “给……V”形式の二重目的語構文

5.1 はじめに

5.2 “V给”構文と“给……V”構文

5.2.1 “给……V”構文に現れる二義性

5.2.2 まとめ

5.3 IO及び主語が人間ではない“给……V”構文

5.3.1 壁塗り交替

5.3.2 “在”を用いる構文との比較

5.3.3 “把”構文との比較

5.3.4 主語が人間ではない場合

5.3.5 まとめ

5.4 脱再帰の二重目的語構文

5.4.1 再帰動詞

5.4.2 再帰用法をもつ他動詞の“给……V”構文

5.4.3 “给”の役割

5.4.4 まとめ

5.5 受益用法の“给……V”構文

5.5.1 受益構文の新たな定義

5.5.2 中国語の受益構文の意味的特徴―構文の条件―

5.5.3 特殊な受益構文

5.5.4 “为”や“替”との比較

5.5.5 まとめ

5.6 おわりに

6 “给……V”構文の受動用法

6.1 はじめに

6.2 受動表現の成立条件

6.2.1 VR構造

6.2.2 DOの受動化

6.2.3 反復の制約

6.2.4 残留目的語について―“给”と“被”の比較を中心に―

6.3 VPを補語とする“给”の役割

6.4 “把……给”構文及び“被……给”構文の“给”

6.4.1 “把……给”構文と“给”の構文スキーマ

6.4.2 “被……给”構文と“给”の構文スキーマ

6.5 受動表現の拡張のプロセス

6.6 おわりに

7 終章

7.1 “给”構文のネットワーク

7.2 まとめ

参考文献