戦略上重視しているアジアの国・地域(在战略上重视亚洲国家和地区)

5、戦略上重視しているアジアの国・地域(在战略上重视亚洲国家和地区)

戦略上重視しているアジアの国・地域では、中国が一番多く、全体の63.8%の企業が中国を重視していると答えた。要因としては、「市場が大きく拡大する」484社、「生産関連コストが安い」191社、「労働力を容易に確保できる」148社が特に多い。また、前回調査と比べ「有力な提携先がある」(66社)が大きく増加しており、中国で産業の集積が進んでいることが伺える。

次いで、インドが多い(全体の28.7%)。要因としては「市場が大きく拡大する」220社、「生産関連コストが安い」81社、「労働力を容易に確保できるため」75社が特に多い。

また、ベトナムが同質問をした97年、05年、07年にそれぞれ10位、8位、7位と順位を上げていることが特筆される。「労働力を容易に確保できるため」という回答は11カ国中もっとも多く、中国に続く労働集約的生産拠点の候補地として注目されていることが伺える。