1、日本は中国に劣らずアジアで最も魅力的な投資先「アジア市場へのゲートウェイ」より「単一市場」として認識される日本
投資先としての日本を他のアジア諸国と比較するために、19種類の投資環境の好ましさに対する企業の評価を平均して取りまとめたところ、日本を最も魅力的な投資先と回答した企業は全体の27%にのぼり、中国と並んでアジアで最も魅力的な国との結果になった。ただし、日本におけるビジネス経験のない企業だけの結果を集計すると中国が1位、日本が2位となった。また、拠点種類別に魅力のある投資先について聞いたところ、日本は「研究・開発拠点」、「本部・地域統括拠点」として高い評価を受けており、それぞれ25%、20%の企業が日本を最も魅力的な投資先として認識している。外国企業の日本に対する認識については、「アジア市場へのゲートウェイ」として捉えている企業が21%であるのに対して、7割近い(69%)企業が日本を「単一市場」として位置づけている。