アジア開発銀行（亚洲开发银行）

英語名：Asian Development Bank （ADB）

アジア開発銀行は、貧困層に配慮した持続可能な経済成長や社会開発、グッド・ガバナンスを通して、アジア・太平洋地域における貧困削減を目指す、67ヶ国の加盟国からなる国際開発金融機関である。1966年に発足し、本部はフィリピンのマニラで、日本は米国と並んで最大の出資国となっている。

アジア開発銀行では、各国の開発戦略に基づき、様々なプロジェクトやプログラムを策定し、それを実行するための資金および開発のためのノウハウの提供や政策対話等を通じて、途上国へ支援を行っている。また、同機関は、国内外の資本市場をリードするトリプルA格の債券発行体でもあり、日本でもアジア開発銀行の外国債券（ADB債）が発行されており、個人でも投資が可能である。