第3 のポイント、投資のチャンスを見つける努力

第3 のポイント、投資のチャンスを見つける努力

サブプライム問題は、もともとアメリカの不動産から起こった問題だが、好景気の末期に不動産ブームが起こり、やがてこれが不良債権の元になって金融機関の経営が危機に陥るのは、通常よくある景気循環だ。長期的な資産形成のための株式投資は、こうした景気循環の谷間に当たる株価の安い時期に行うのがいい理屈だ。

原油価格も下落してきたし、円高も物価には好影響だ。生活にとって、決して悪いことばかりが起こっているわけではない。緊迫した状況ではあるが、チャンスを探す視点も忘れずに持っておきたい。