13、ミニマム・アクセス(最低輸入数量:MA)(最低进口数量)
ウルグアイ・ラウンド農業合意において、基準期間(1986~88年)中に国内消費量に対する平均輸入数量が3%~5%以下だったものは、基準期間の国内消費量の3%~5%を最低限の輸入機会として提供することが合意された。この輸入数量枠をミニマム・アクセスという。
なお、2004年に合意された農業モダリティの枠組みでは、各国のセンシティブ(重要)品目に対する柔軟な扱いを行うこととされたが、ミニマム・アクセスとの関連などの具体的な扱いについては現在交渉されている。