株式投資と相場の格言(有关投资股票的格言)
株投資をおこなっていると、相場の格言とよばれるものを聞くことがある。これは株投資の先人たちが残した格言であり、投資判断に迷ったときに導いてくれる格言でもある。いくつか紹介していくが、どれもさすがに的を得ている言葉なので株式投資をする上で、参考にして下さい。
「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中に育つ、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えてゆく」
株式市場は予想外で動く皮肉なものということを表す言葉。全体的な下落に陥いっている悲壮感の強い時に相場は芽生え、下落によるショックから大多数の人がまだ疑いの目で購入を控えているうちに株価は上昇に転じ、市場全体に安心感が広がることにより皆が買いはじめ上昇に勢いがでるが、その上昇により安心して油断しているときには相場は終わり、また下落していく。相場は上下を繰り返すものなので流れにいち早く乗るのが大事であるという意味である。
「頭と尻尾はくれてやれ」
この格言は最安値で買って、最高値で売りたいと思う気持ちをおさえるものとなっている。最安値(尻尾)で買って、最高値(頭)で売ることは投資家としては理想であるけれども、それはとても難しいので、そのためほどほどの段階で売買をするように心がけることが必要というものである。非常に的を得ている言葉なので、株式ニュースなどでもよく引用している場合が多い。
「命の金には手をつけるな」
これは生活費などの必要なお金を投資に回してはならないということをいっている。生活費などのお金を投資にまわしてしまうと、ギリギリの生活の中では正しい投資判断をおこなうことができず、損をしたときに取り返しが付かない状態のことをいう。まさにその通りである。
「麦わら帽子は冬に買え」
他の投資家が注目してから購入するのではなく、注目される前に購入しなさいという意味である。麦わら帽子を夏に買うと高いであるが、冬に買えば安く買える。なるべくみんなが、注目される前に安く購入しなさいということであろう。なかなか難しいといえば難しいのだが。