日本の証券取引所(日本的证券交易所)

5、日本の証券取引所(日本的证券交易所)

証券取引所とは、株式や新株予約権付社債などの債券が売買される流通市場の核である。

日本の証券取引所は、かつては新潟、広島、京都、神戸にも存在したが、神戸は1967年(昭和42)に廃止され、広島と新潟は2000年(平成12)に東京に吸収合併され、京都は01年に大阪に併合された。その結果、現在では、既存の証券取引所は、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の5カ所だけとなり、これに新設のジャスダック証券取引所をくわえて、6つの証券取引所が存在する。

国内の証券取引所を2004年度の株式売買代金のシェアで比較してみると、東京証券取引所が92.2%、大阪証券取引所が3.9%、ジャスダック証券取引所が3.7%となっている。上位3つの証券取引所だけで全売買代金の99.8%を占めており、なかでも東京証券取引所がずぬけて大きいことがわかる。