2、中国輸入シェアは拡大、米国との差が開く(中国进口份额加大,拉开与美国的差距)
2007年の日本の対世界貿易は、輸出、輸入でそれぞれ前年比10.1%増、7.2%増となった。
貿易相手国・地域別で見ると、輸出額では中国は米国に次いで2位となった。日本の対世界輸出に占める中国のシェアは2006年の14.3%から1.0ポイント上昇し15.3%となった。
一方、米国のシェアは2006年の22.5%から2.4ポイント低下し20.1%となった。
輸入額では中国は5年連続で第1位となった。対中輸入のシェアは2006年の20.5%から2007年も変化なく、4年連続で2割を越える水準を維持している。
一方、米国のシェアは2006年の11.8%から0.4ポイント低下し11.4%となった。
中国が2002年に初めて米国を抜き最大の輸入相手国となって以降、両者のシェアの差は拡大を続けている。